食学

夏バテ防止!「豚肉」で上手に夏バテ対策

お盆に入りますます夏本番!さらには夏バテ本番!と感じてしまうような暑さですが、こんなときこそ豚肉を食べて夏バテ対策!といきたいものですね(^^)/

この豚肉は牛肉より栄養価が高く、
牛肉ほど部位による味の違いがなく、
さらに全体にやわらかく、
脂肪も適度にあり、
タンパク源として素晴らしい素材です。

特筆すべきは、
ビタミンB1は牛肉や鶏肉にくらべて約10倍もあるので、

たまった疲れ、だるさ、肩こりがすっきりするので、疲労回復に強い効果がもてます。

というのも、豚肉は筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸を取り除くので、夏バテにもとても有効と言われています。

またビタミンB1は、
酵素を助ける働きもあるのです。
つまり、ビタミンB1が不足すると糖質をエネルギーに変える酵素の働きも悪くなってしまうので、
結果として、疲れやすくなる、手足のしびれ、体のむくみ、すぐ息が上がるなどという症状があらわれてしまいます。

ということは、嬉しいことに豚肉は体の機能を正常に整えてくれる作用があるのですね!

さらには脳の働きを活発にさせるビタミンB12も豊富に含んでいます。

なので疲れた脳を癒すには最適ですし、さらにらはビタミン類は肌の活性化にも効果を発揮しますので、スベスベ肌にする効果も期待できるのです(^_^)v

つまり豚肉はアンチエイジングにつながりので、

イメージは脂っこくて、カロリーの高そうな豚肉ですが、実は低カロリーで、ダイエット向きの食材だと知ってビックリですね?

そして驚いたことに豚肉の脂身にはコレステロールを低下してくれる脂肪が多く含まれているので、コレステロールが気になる人にもおすすめなのです(^_^)v

豚肉を上手に料理しよう

ちなみにこのいろいろと嬉しい効果がある豚肉ですが、

豚肉の料理にはコツがあるようです。

・煮る
豚肉のアクは熱しながら浮く脂とともにすくい捨てるのが一般的ですが、さらにこれを煮汁ごと冷蔵庫で冷やし脂を白く固めてから除くと約4割エネルギーダウンになります。

・蒸す
「蒸す」作業は全体をじんわりと加熱するので、内部の脂肪を除くのにも効果的です。高脂肪料理の代表の豚バラ角煮でさえも、
 ・表面の脂身を切り取る。
 ・香味野菜と酒をふる。
 ・調味液を入れる。
というように三段階に分け、それぞれ1時間ずつ蒸すと、合計6割近くエネルギーカットできるのでいいとこ取りなのですね(^_^)v

・成人病予防
豚肉の良質たんぱく質が、健康な血肉をつくるので脳卒中などの成人病予防をしてくれます。
 
長寿者の食事調査で、肉を食べるお年寄りや油を使った料理を食べる人ほど長生きをしていることがわかりました。

そして沖縄の人々に言わせると「豚は鳴き声以外捨てるところがない」と言うほど、豚肉のあらゆる部分をうまく調理しています。

ということは、豚肉をよく食べる沖縄に長寿者が多い理由のひとつには、豚肉の食効があげられる、ということがよく分かりますよね?

ということで、味噌漬け厚切り豚肉焼きをいただいてしっかりと夏バテ対策です(^_^)v

ほんのりした味噌風味と厚切り豚肉のサクサクした食感が繋がってなかなかの美味に、暑さにだれた身体も満足ですね!

ごちそうさまでしたo(^o^)o

  • この記事を書いた人

べーやん

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