食学

五味

今日の大阪は急ににわか雨が降ってからいきなり異常に蒸し暑くなりましたが、
こんな日はとにかく体力が失われがちです。

こんなときは食べるものの種類をバランス良く増やしてしっかりと五味が効いた料理が何となく欲しくなってしまいますよね!

そこで思わず、肉団子甘酢、鶏唐揚げ、皿うどん、サラダ、味噌汁、とバラエティーにとんだものを食べてしまいましたo(^o^)o

ここでこの五味とは「酸、苦、甘、辛、塩」の5つの味のことですが、

普段はあまり意識しないものの、

この食べ物の基本である五味を知っておくと、自分の体調にあった食事療法が出来るらしいので、知っておいて損はないですよね(^-^)/

【酸】
筋肉を引き締める作用があるので、消炎、寝汗、下痢、頻尿に有効。
そして肝、胆、目によく働か。
ただし食べ過ぎると、胃や筋肉を痛める。

【苦】
体内の熱や湿気をとりのぞき、のぼせに有効。
ただし食べ過ぎると、肌はカサカサになり、最後は体毛が抜けてくる。

【甘】
人体の衰えや疲れを補い、緊張を緩めて滋養強壮の働きがあり、脾、胃に良く働く。
ただし食べ過ぎると、胃の機能を弱めてしまって、全身がだるくなったりむくんだりする。

【辛】
体を温めて血の巡りを良くする。
体内に滞っているものを発散させる作用があるので、風邪等に有効。
大腸、鼻に良く働く。
ただし食べ過ぎると汗や陽気を発散させ過ぎてしまうので元気を失う。

【塩】
しこりを和らげて、軟化させる働きがある。
とりわけ便秘やリンパ腺のはれに有効。
腎臓、膀胱、耳、骨に良く働く。
ただし食べ過ぎると、心臓の機能を弱めて血圧が上がる。

  • この記事を書いた人

べーやん

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