知って驚く日本と世界のハンバーグの違い

お昼に、とある有名チェーンの
ハンバーグレストランの前を通りかかりました。
お肉の気分ではなかったのですが、
大好きなハンバーグのセットが
メニューにあったので入ってしまいました♪
ボリュームもさることながら、
ライス・パン・スープ・サラダ・カレーが
なんと食べ放題というのが嬉しいですね!
もちろん全部食べてきました♪
この日本人が大好きなハンバーグですが、
ちょっとした工夫で家庭でも
美味しいハンバーグができるそうです(^_^)/
美味しいハンバーグの作り方
・挽き肉はある程度脂肪が混じったものを用意し、
調理直前まで冷蔵庫でよく冷やしておくこと。
・玉ねぎはみじん切りにした後、
先にゆっくりよく炒めて、塩・胡椒で下味をつけて、
そしてこれもよく冷やしてから生地に加えると甘みが増す。
・加えて玉ねぎの食感を出したい場合は、
さらに生の玉ねぎのみじん切を生地に加える。
※よく冷やした生地の材料を力を籠めてよく練ると、
生地によく粘りが出てきますが、これが味を良くするそうです。
・綺麗に焼くためには、焼く前に皿に置いてラップを掛けて、
電子レンジで肉汁が滲み出すまで加熱してから焼くと、
厚みのあるハンバーグでも綺麗に焼けて、中まで良く火が通る。
そして電子レンジ加熱中に出た肉汁はソースに利用すればいい。
ところでこのハンバーグの起源は、
ドイツのハンブルクで労働者向けの食事として
流行した「タルタルステーキ」とされています。
このタルタルステーキは、13世紀頃にヨーロッパに攻め込んだ
モンゴル帝国のタタール人の生肉料理を原型としています。
実はタタール人はすごいことに
硬い馬肉を細かく刻むことで、
食べやすく加工するという工夫をしていました。
その後、18世紀から20世紀前半にかけて移住した
ドイツ系移民によってアメリカにもたらされた結果、
「ハンブルク風ステーキ(ハンバーグステーキ、もしくはハンバーガーステーキ)」
と呼ばれるようになったそうですから、
ドイツ語の発音が英語になったので「ハンバーグ」になったということでしょうか。
そしてにニューヨーク州ハンバーグ村は、
ドイツの都市ハンブルクではなく
こっちがハンバーガーの名称の由来であると主張しているそうです。
ちなみに、合い挽き肉を使用したり卵を繋ぎとするのは日本独自のもので、
ドイツの場合は牛肉を100%使用する、
「パティ」に近いほとんど生の料理であるそうですから、
柔らかいステーキに近い味わいになるのでしょうか?
ちょっと気になりますよね。
(日本語ではハンバーグハンバーグステーキと表記されますが、
英語ではパティ (Patty)、ソールズベリー・ステーキ(Salisbury steak)、
およびハンバーガーステーキ(Hamburger steak)と呼ばれています。)
この日本のハンバーグはソールズベリー・ステーキによく似ているそうですが、
それでもソースの味や使用する肉の種類、玉ねぎ、
その他の野菜やつなぎなどを多く入れて柔らかく仕上げる点などが異なるため、
似て非なる味や食感になっているそうです。
ラーメンやカレーライスもそうですが、
日本人って既存のものに対しての創意工夫が
ホントに得意なところが特徴である民族ですよね!