初動負荷トレーニングとは?
さて、前回記載した初動負荷トレーニングですが、
普段はあまり耳にしない名前だと思います。
初動負荷トレーニングを取り入れている有名人としては
イチロー選手が有名ですが、このトレーニングの特徴として
イチロー選手のようにあまり筋肉は太くなりません。
トレーニングには専用のマシンを使用するのが一般的ですが、
どのようなものかというと、
動作開始時に強い負荷がかかり、
その後は負荷が軽くなって動作開始時の力の惰性で
残りの動作を行う、というものです。
イメージしてみると分かりますが、
この一連の動きは筋肉に一瞬にして力を入れた時に似ています。
なので初動負荷トレーニングは、
筋肉を鍛えるのに必要な時間は一瞬なので、
そこをクローズアップして一瞬で筋肉を鍛える負荷を
効率的に与えるトレーニングであると言えます。
初動負荷トレーニングの効果
初動負荷トレーニングの主な効果としては、主に以下のことが挙げられます。
・瞬発力とパワーの向上
・筋肉の柔軟性アップと関節の可動域の拡大、それに伴う怪我や故障の予防
という具合に、専門のスポーツ選手だけでなく、
一般のランナーにもメリットが大きいトレーニングなのです。
ちなみに私は100kmマラソンのときは
普通のマシントレーニングの初動負荷トレーニングを
ミックスして行っていました。
この初動負荷トレーニングは楽そうに見えますが、
やってみると結構辛かったりします。
となると筋肉痛が心配ですが、
このトレーニングは筋肉痛にはなりにくいそうです。
では何故筋肉痛が起こるのか?
これについては後述してみますね。