食学

「カツオ」のいろいろな食し方について知っていますか?

今日のランチもハガツオの刺身でご満悦~(^^)
というか、カツオと言えば今までは「たたき」で食するのが当たり前!
と思っていましたが、

いやはや、
個人的には刺身で食するのがすっかり気に入ってしまいましたねo(^o^)o

しかし、よくよく調べたら、
カツオも色んな食し方があるもんなんですね(^o^)v

しかしカツオの身はマグロなどと同様に、熱を通すと著しくパサついた食感となってしまうために、多くの場合は生のままか生に近い状態で利用されます。
そこで加熱用途としては、マグロに近い肉質の特性を生かして、ツナ缶の代用とされることも多いようですね。

カツオのいろいろな食し方

・鰹節
カツオの肉を干して乾燥させて、長期保存に耐えるものに加工することは古来より行われていましたが、江戸時代に燻煙することによって水分を効果的に除去する製法(焙乾法(別名:燻乾法)が考案されて現代の鰹節が生まれたようです。

・刺身
カツオの刺身は美味とされていますが、近縁のサバと同様に傷みが早いため、収獲後の血抜きなどのしめかたにより、鮮度や味、臭いの差が大きく異なります。

ちなみに鰹の刺身は、本来皮付きにつくり(これを芝づくりというそうです)、芥子醤油で食べることが古くは江戸の風俗であったそうですが(英一蝶に「初鰹芥子がなくて涙かな」の句がある)、現代では鮪などと同様皮を落とし、生姜もしくはにんにく、わさびで食べることが多い。特に生姜はカツオ料理の付け合せの代名詞的存在となっています。

そして驚いたことき、ポン酢や醤油マヨネーズ、または多量のネギと共に食べる事もあります。さらに鮮度の良いものは臭みが無いため、大根オロシと醤油で食べる事があります。

・鰹のタタキ
一般にカツオを節状に切った後に、皮の部分を藁などの火で炙り氷で締めたものを指します。
また、鰹の産地によっては鰹の血合い部分を削ぎ集めて、2本の包丁を使いまな板の上で細かく叩いて酢みそで和えたものをたたきと呼びます。

・生利節(なまりぶし)
生節(なまぶし)、地方によっては「とんぼ」とも呼ばれている、茹でて火を通し加熱した節の切り身です。
フキなどの春野菜と炊き上げると、季節の逸品料理として喜ばれています。
ちなみにこれを燻煙して乾燥させたものが「鰹節」です。

・手こね寿司
醤油を中心としたタレに漬け込んだ後に、寿司飯と合わせて食べるちらし寿司の一種です。

・その他
鰹節の製作過程で余る腹皮や、カブトと呼ばれる頭の部分、腸なども食材とされていて、塩辛に加工されます(腸の塩辛は「酒盗」と呼ばれる)。
また鹿児島・枕崎では、カツオの心臓は「珍子(ちんこ)」と呼ばれていて、唐揚げや煮付けで食べられます。静岡県焼津ではカツオの心臓を「へそ」と呼び、おでんの具とすることもあります。

いやはや、どれもこれも一度は食してみたいですよねo(^o^)o

  • この記事を書いた人

べーやん

-食学
-, , ,