さて、前回書いた筋トレをどう取り組めばいいのか?についてですが、
大事なのは「続けること!」
そして以前走ることに対しても書きましたが、
脳に対して癖付けを行い、
「筋トレができる」と学習させること。
単純ですがこれが取り組んでみるとなかなか難しいのですね。
意外とありがちなのが、
同じ動きを毎回繰り返していくとだんだん飽きてくる
→つまらなくなって行う日が減る
同じことを繰り返し継続することは本当に大変です。
特に慣れてくると一つの部位に対して
行うトレーニングの回数が増えてくることもあり、
続けていられる時はいいのですが、
ふとしたきっかけで、トレーニングそのものが
億劫うになってしまうことも。
人間は基本的に飽きていく生き物なので当然といえば当然です。
逆にきちんと自己管理を行って続けていられる人は
それだけですごいことなのです。
私は以前100キロ走った時は、
ニートゥチェスト(下腹部の筋トレ)と
プッシュアップ(腕立て伏せ…肩・胸の筋トレ)を
毎日のように100回行っていた時期がありましたが、
それも続けるのが辛くて一時期が過ぎると辞めてしまいました。
ではどうすれば続けられる筋トレができるのか?
それは一つの部位に対して2~3種類のトレーニングを用意して、
ミックスしながら行うことです。
例えば、脚という部位に対して行う筋トレは、
<バーベルを使ったフリーウェイトトレーニング>
・スクワット
・ワイドスクワット
・ランジ
<マシンを使ったトレーニング>
・フットプレス
・レッグカール
・レッグエクステンション
等々、いろいろ出てきます。
例えばマシンだけで完結するとしても
・フットプレス+初動負荷マシンでのフットプレス
・フットプレス(足幅を肩幅にしたノーマルスタンス)+
フットプレス(足幅を広めにしたワイドスタンス)+
初動負荷マシンでのフットプレス
・バーベルでのスクワット、ワイドスクワット、ランジ+フットプレス
いろいろな組み合わせができますが、
ミックスするだけで1セット当たりの回数を減らせられる分、
嫌になりにくくなるから飽きにくくなるのです。
飽きやすい人間の特徴を活かすには楽しみを増やせばいいのです。
それだけではなく、
筋肉をいろいろな角度から鍛えられる分、
しっかりとした筋トレになり、
質のいい筋肉ができていくのです。
そして時間がない時は、
ミックスせずに一つの部位に対して
一種類の筋トレで終わらせばいいのです。
背中の場合は
・バーベル・ダンベルを使ったローイング+ラットプルダウン
・ラットプルダウン+ローイングマシン
といった、上から引く動作や前から引く動作を組み合わせると、違った角度からのトレーニングが可能です。
腹部の場合は
・クランチ(普通の腹筋運動)+ニートゥチェスト(下腹部の運動)
・クランチ+サイドクランチ(腹筋運動の際に捻りを加える)
特に腹部の場合は動作によって強く鍛えられる部分が変わるので、
組み合わせることは必須です。
そして筋トレでよく言われるのが
・低負荷高回数→持久力を高める筋トレ
・高負荷低回数→パワーを高める筋トレ
ですが、そのあたりは個人で適度な負荷と回数を
自分の感覚でチョイスできるようになるほうが大事です。
なぜなら、身体の状況は刻々と変化していきますので、
その時の自分のステージに応じた負荷と回数を見極める目を鍛えることは大事です。
後、筋トレに関する専門的な内容を記載したサイトは無数にあるので、
個々のトレーニングについて専門的な話はそれらのサイトを参照していただければいいのですが、
何よりも続けられる内容にすることが一番大事です。
続けていけば一日の基礎代謝量も上がり、痩せていくのです。
では、ジムではよく有酸素運動ばかりしているものの、
全然痩せなくて身体の改善が見られない人がいますが、
これについては後述してみますね。