ケガ予防や機能アップに役立つトレーニング

1.大腿骨を治療した人の場合

<内容>
大腿骨(太ももの骨)を骨折して治療を終えた後、

脚を支えていたボルトを外した後、

満足に歩けなくなったので
初めに取り掛かったトレーニングメニューが、

「寝転んで脚を持ち上げる、
さらにできるようになれば
脚にペットボトル等の重りをつける」
だった。

<結果>
・階段を普通に登れない
・岩場のようなでこぼこしたところはすいすい歩けない

そこで
「トレーニングチューブ」を
使った低負荷のトレーニングを実施。

→一方向だけでのリハビリトレーニングでなく、
 股の間接の働きに応じた、
 様々な方向に動くトレーニングを実施した。

こうしたトレーニングチューブを使ったトレーニングは、
地味ではありますが、
身体を自分自身の力で支えることから
インナーマッスルの強化にも繋がるので、

身体を芯から鍛えることができます。

「トレーニングチューブ」については、
検索すれば出てきますが
シンプルなものです。

そして「トレーニングチューブ 使い方」
で検索すればいろいろな使い方が
出てきます。

2.元プロ野球投手の例

かつて、
元阪神タイガースの安藤投手が
肩を痛めたときの原因が
インナーマッスルであり、

そしてリハビリもインナーマッスルの強化を行う、
というものでした。

その肩のインナーマッスルのトレーニングの内容は、

軽いダンベルを持って、
同じ動作をひたすら行う、
いわゆる低負荷高回数のトレーニングです。

こうしたトレーニングは
通常のマシントレーニングとは違い、

自分自身の力で身体を支えること、
低負荷のため身体の内部を
意識して動かせることから、

続けていくと疲労しにくい、
もしくはケガをしにくい
身体へと変わっていきます。

スポーツだけではなく普通の
日常生活において使える身体へと変わっていくので、

今までのトレーニングで
納得のいく成果が出なかった方は
ぜひ試していただければと思います。

効果としては、時間は要しますが、
柔軟性の向上によるケガ予防や
持久力のある身体ができてくるので、

日常生活において
非常に楽に過ごせる身体へと変わってきます。

3.バランスボールの意外な効果

ちなみに、
私はバランスボールの上に立って、
さらにスクワットを行う、
というトレーニングを初めてからは
どういうわけか脚のケガをしにくい身体になりました。

身体の動作を行う際には
各部位の連動性がきちんと行われるよう、
特定の部位のみならず
身体の内側から鍛えることが必要だということを
身をもって体験しているからこそ言えるのです。

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