さて、フルマラソンで一番苦しくなるのが35km地点です。
ここまで来るとリタイアしたくてもできない!
なので無理して走るのですが、相当苦しいのです(泣)
ということは、ここを楽に乗り切ればタイムアップを計れる訳です。
そのポイントは…
私は楽に走れた時の理由として、
腹筋を十分に活用できたから、
手や脚の負担が減ったから、ということを挙げます。
ではどうすれば腹筋を理想的に活用できるのか?
ここは非常に大事なテーマです。
大事なポイントは姿勢です!
姿勢によって効率的な腹筋の使い方ができるのですが、
普段は特に意識しないことだと思います。
ところが、理想的な姿勢を取ることができるようになれば、
それは日常生活にも十分活用できるので、
本来トレーニングは姿勢を良くすることを目指す!
ということが大事なのです。
つまり、腹筋を十分に活用するためには
良い姿勢が必要だということです。
オリンピック選手のような
一流のアスリート選手を見てみますと、
皆一様に美しく反った腰であることに気づきます。
特に陸上のトラック競技での
黒人選手は腰のカーブがはっきりしており、
かつ後に臀部が大きく突き出た
非常に美しく姿勢がはっきりと見て取れます。
良い姿勢を保つには腰の美しい反りが
保たれている事が大事なのです。
ちなみに「月(にくづき)」に「要(かなめ)」と書いて「腰」なので、
昔の人はよく考えたものだと感心させられてしまいますね!
良い姿勢を保つためには
骨盤前傾であっても
骨盤後傾であってもいけません。
足の中央と腰腹の中央と
頭の中央が一直線になれば、
身体のバランスが取れる理想的な姿勢になりますが、
そのためには筋肉トレーニング+ストレッチ+呼吸等による、
身体の内外からのアプローチによる刺激が必要となります。
詳細はまた後述してみますね。