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脂肪燃焼が始まるめでの時間を早めるには?

脂肪燃焼が始まるまでの時間を早めるためには?

ゆっくり走るといったように、

なるべく糖質の消費を抑えて運動を続ければ、

さほど苦しい運動をすることなく
楽に身体の脂肪燃焼が始まります。

では肝心の脂肪燃焼が始まるめでの時間を早めるには?

脂肪燃焼のメカニズムを具体的に見てみると、

運動が始まり、脳がエネルギーを必要だと判断

→アドレナリンやノルアドレナリンが分泌される

→リパーゼが活性化(リパーゼ…脂肪分解酵素)

→リパーゼが脂肪を脂肪酸とグリセリンに加水分解

→筋肉でエネルギーとして使用。

逆に言い換えると、

最終的に脂肪は分解されてから消費される

→脂肪が分解されるためにはリパーゼが必要

→リパーゼが活性化するには脳がエネルギーを必要だと判断して
 アドレナリンやノルアドレナリンを分泌する。

つまり、

運動をしなくても脳がエネルギーを必要だと感じれば良い、

もしくは運動を始める前から、

脳がそう感じれるようにすれば、

運動する時間が短くても身体の脂肪燃焼が開始される、

ということになります。

脂肪燃焼が始まるまでの時間を早めるための2つのアプローチ

ではどうすればいいのか?

ダイエットの取り組みは運動や食事からアプローチします。

ということは、

脂肪燃焼が始まるめでの時間を早めるには、

身体からのアプローチと食事からのアプローチがあるのです。

ではどうすればいいのか?

・身体からのアプローチ

体温が上昇すればリパーゼは活性化します。

ということは、運動前の準備運動で身体が十分に温まれば、

アドレナリンが分泌されてリパーゼが活性化し、

それだけ脂肪が分解されやすい身体ができあがります。

普通、運動前の準備運動は、

運動のパフォーマンス向上やケガの予防を目的としますが、

脂肪燃焼を早めるためにも効果があるので、

たかが準備運動を決して疎かにはできないのがよく理解できます。

つまり運動前の準備をしっかりと行えば、

楽に早く脂肪が燃焼し始めるので効率良くダイエットの
ための運動ができるのです。

このことから運動前に適した準備運動は、

身体に対してクールダウンを行う
「静的(スタティック)ストレッチ」ではなく、

運動を行える身体の状態に導く
「動的(ダイナミック)ストレッチ」のように、

身体をほぐして温めるようなものがいいということが
一目瞭然に理解できます。

ということは、食事からのアプローチも
組み合わせると、より効果的な
脂肪燃焼を行うことができるのです。

では食事からのアプローチとはどのようのものか?

・食事からのアプローチ

脂肪燃焼系のアミノ酸やサプリメントを摂取する。

具体的には、唐辛子で有名なカプサイシンや、
リジン、プロリン、アラニン、アルギニンが入ったもの。

カプサイシンが特に解りやすいでしょう。

カプサイシンの働きはリパーゼを活性化したり、

もしくはリパーゼの活性化に必要な
アドレナリンの分泌を促進することです。

ということは運動前にカプサイシンを摂取すれば、
さらに脂肪が分解されやすい身体の状態ができあがる、
ということになります。

ただし、カプサイシンを摂取すれば脂肪燃焼が
起こるということではないので注意が必要です。

運動で体温が上昇し、
糖質の消費が進んで血糖値が下がると、

身体は脂肪細胞に蓄積している体脂肪から
エネルギーを取り出して、

血糖値を安定させようと
働くホルモンである「グルカゴン」を分泌させます。

このグルカゴンが別名「痩せるホルモン」と呼ばれているものです。

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