人間が動く際には以下のような順序で
エネルギーを消費していきます。
・血液・内臓・筋肉中に蓄えた糖質を消費する。
・糖質が足りなくなり、脂肪を燃やして
エネルギーにして消費する。
大体、有酸素運動で脂肪燃焼をするために
20分以上の間、動くことが必要だと言われているのは
このように人間はいきなり脂肪を
エネルギーとして消費しないからです。
ちなみに、この20分というのは連続して動く、
つまり休まずに動き続けることが必要かというと決してそうではなく、
休憩を入れて断続的に動いても大丈夫です。
ジムで行われている、
エアロビクス等のスタジオレッスンでは、
頻繁に短い休憩を取るようにしていますが、
効率的に継続した運動を行えるよう、
上手くできているのです。
脂肪を燃やすには酸素が必要なので「有酸素運動」とはよく言えた言葉だと言えます。
また運動不足の人が持久力の少ない状態で
有酸素運動を行っても、十分に酸素を取りこめないためにすぐに疲れてしまうのです。
それで運動を始めたものの嫌になって止めてしまう人がいますが、
そうならないためにも時々短い休憩を入れて運動を行うことも、十分効果があることを認識しておく必要があるのです。