知って面白い!!「タイ」についてのいろいろなうんちく

う~ん、今日はメダイの刺身をいただきましたが、
これも、やわらかくてなかなか美味しいものですね!
鯛と言えば、
マダイ、チダイ、レンコダイ、メダイ、アマダイ、レンコダイ、イシダイ、コブタイ、シブダイ、といろいろ出てきますが、
種類の多さに乗じていろいろと文化があるみたいですね!
タイについてのいろいろ
・県の魚
千葉県では鯛、愛媛県ではマダイをそれぞれ県の魚に指定しています。
・ことわざ
「海老で鯛を釣る」「鯛の尾より鰯の頭」「腐っても鯛」などのことわざがある。また「鯛やヒラメの舞い踊り」など、鯛は魚類の代表格として扱われていることがわかります。
・言葉
タイ焼き、タイツリソウ(ケマンソウの別名)など、鯛にまつわる言葉は多いです。
・鯛の鯛
肩甲骨と烏口骨の二つが繋がって出来た魚様の骨のことを「鯛の鯛」、「鯛中鯛(たいちゅうのたい)」などと呼びます。
この骨は胸鰭を支えたり、動かしたりするのに使われ、種類ごとに形が異なるので、近縁の魚を分類するときにも利用されます。この魚様の骨は古くは江戸時代の書物の中に「鯛中鯛」として紹介されています。他の魚にも同様の骨はありますが、なかでもマダイの物が古来より形が美しいとされ珍重されました。この骨を肌身離さず持ち歩くと金運が豊かになるなどという言い伝えがあり、また縁起物として収集の対象となることもあります。
・安房の鯛の浦
1222年、今の千葉県安房郡で日蓮が生誕した時、鯛が深海から海岸まであがってきて群れ泳いだという言い伝えがあり、その地を鯛の浦と呼んでいます。今でもその地区では、鯛を禁漁にして投げ餌をし、大切にしています。
・徳川家康の死因
1616年、徳川家康が死去した原因は鯛の天ぷらにあたったためという説があります。なお、この場合のてんぷらは現在で言う「南蛮漬け」あるいは、「薩摩揚げ」に近いものと言われています。
・落語の「鯛」
料理屋の生簀に捕まった鯛の物語。主人公の鯛が生簀の中で20年も無事だった鯛「ぎんぎろ」から生簀の中でなんとか長生きする方法を学ぶとのこと。
・唐津くんちの曳山
佐賀県唐津市で行われる唐津くんちの五番曳山(1845年製作)は鯛をモチーフとしており、現存する14台の中でも唐津くんちを代表する曳山となっています。
・豊浜鯛まつり
豊浜鯛まつりは愛知県知多郡南知多町で毎年7月に行われる祭りです。大小の張りぼての鯛5匹が町内や海を練りまわります。
・献上品
江戸時代、各大名が幕府へ献上する食品の中で、鯛が盛んに活用されており、1762年の宝暦武鑑によれば88の大名が干鯛を献上していました。活鯛も非常に用いられ、江戸城活鯛納制という組織ができ、生簀船などにより調達網が整えられていたそうです。